レクサスRC300(旧RC200t)の評価|2.0Lターボの走りとチューニング

レクサスRC300の2.0Lターボの走りとチューニングを解説する記事のアイキャッチ

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RCの中古車を見ていると、RC300とRC200tという2つの名前が出てきて戸惑いますよね。

『どっちが新しいの?中身は違うの?』と気になっている方も多いはずです。

結論から言うと、RC300は2.0L直4ターボを積んだRCで、2017年の改良でRC200tから名前が変わったモデルです。RCの中でいちばん軽く、自動車税もいちばん安いのが強みです。

この記事を読むと、RC300の走りと維持費が他のRCとどう違うのかと、チューニングを考える時の注意点が分かります。

目次

レクサスRC300(旧RC200t)はどんな車?

RC300は、RCの中で唯一のターボエンジンを積むモデルです。2015年10月前後にRC200tの名前で追加され、2017年の改良でRC300に名前が変わりました。

同じ改良のタイミングで、予防安全の「Lexus Safety System +」が全車に標準装備になっています。

項目RC300 の値
型式ASC10(2023年以降の表記は3BA-ASC10)
エンジン8AR-FTS 1,998cc 直4ターボ
最高出力245PS/5,200〜5,800rpm
最大トルク350N・m/1,650〜4,400rpm
変速機8速AT
燃料ハイオク
燃費(WLTC)12.0km/L
車両重量1,680kg
全長×全幅×全高4,700×1,840×1,395mm

数値はレクサス公式カタログの2023年以降の値です。

先に結論

RC200tとRC300は、基本的に同じ2.0Lターボのモデルです。中古で選ぶ時は名前より、年式と安全装備の内容を見るほうが大事なんです。

『RC200tのほうが安いならお得?』と思いますよね。年式が古いぶん値段は下がりやすいですが、Lexus Safety System +が付いているかは個体ごとに確かめておきましょう。

年式ごとの違いはRCの年式・型式の違いで詳しくまとめています。

RC300のターボの走りは?RC350・RC300hと比べる

RC300の特徴は、低い回転から太い力が出ることです。最大トルクの350N・mを1,650rpmという低い回転から出すので、街中の加速が軽快に感じられます。

モデル最高出力最大トルク(発生回転)車両重量
RC300245PS350N・m(1,650〜4,400rpm)1,680kg
RC300hエンジン178PS221N・m1,740kg
RC350318PS380N・m(4,800rpm)1,690〜1,700kg

RC350は、4,800rpmまで回してトルクの山に届くタイプです。RC300はそれよりずっと手前で力が出るので、普段の運転では「意外と速い」と感じる方も多いんです。

それに、RC300はRCの中でいちばん軽い1,680kgです。鼻先が軽く感じられる、という声もあります。

例えば、こんな会話になることがあります。

「RC300、思ったより出だしが速いね」
「信号からの加速なら十分だよ。高速で踏み続けるならRC350が上かな」

RC300が向いている人
  • 街中や郊外で軽快に走りたい
  • 自動車税を安く抑えたい
  • 車重の軽いRCに乗りたい
他のRCのほうが合う人
  • 高い回転まで伸びるエンジンが好き
  • レギュラーで燃料代を抑えたい
  • 静かさとなめらかさを重視したい

『ツインターボのRCはあるの?』と聞かれることもありますが、RCにツインターボのモデルはありません。ターボが付くのはRC300だけで、RC350とRC Fは自然吸気です。

レクサスRC300とRC300h・RC350のトルクの出方を比べた図解

RC300の維持費は?税金と燃料代をRCで比べる

RC300は2.0L以下の区分なので、自動車税がRCでいちばん安くなります。2019年10月以降の登録なら年36,000円、2019年9月以前の登録なら年39,500円です。

燃料代は、仮にレギュラー1Lを170円、ハイオク1Lを181円とし、年間1万km走った場合で比べてみますね。

モデル燃費(WLTC)燃料年間燃料代(目安)自動車税
RC30012.0km/Lハイオク約151,000円36,000円
RC300h17.7km/Lレギュラー約96,000円43,500円
RC35010.6km/Lハイオク約171,000円57,000円

自動車税は2019年10月以降登録の額です。燃料代は比べるための仮の数字で、実際は乗り方やガソリン価格で変わります。

RC350と比べると、燃料代と税金を合わせて年4万円ほど安い計算です。一方、RC300hと比べると年5万円ほど多くかかります。

つまり、RC300は「税金はいちばん安いけれど、燃料代はハイブリッドに負ける」という位置なんです。走りの軽快さとのバランスで考えるとちょうどいい、という方も多いですよ。

満タン66Lで、カタログ燃費どおりなら約790km走れる計算です。ハイオク指定なので、給油の時はノズルの色を間違えないようにしておきましょう。

全体の維持費はRCの維持費は年間いくら?で、保険まで含めて出しています。

ブーストアップ・ECUチューニングを考える前に知っておきたいこと

RC300はターボ車なので、ブーストアップやECUチューニングに興味を持つ方もいますよね。『少し手を入れるだけで速くなるなら…』と考えるのは自然なことです。

ただ、この記事では、チューニングでどれだけ出力が上がるかの数字は出しません。パーツやショップ、車の状態で結果が変わり、確かめられる数字がないからです。

その代わりに、手を入れる前に知っておきたいことをまとめておきますね。

手を入れる前の注意

メーカー保証や販売店の保証は、エンジン制御を書き換えたり過給圧を上げたりすると対象外になることがあります。認定中古車の保証が残っている間は、特に慎重に考えてみてください。

チューニング前に確かめること
  • 保証の内容と、改造した時に対象外になる範囲
  • 車検に通る状態を保てるか(音量・部品の変更など)
  • ブローオフバルブなどの部品を替えた時の音や扱い
  • 純正のECUデータや純正部品に戻せるか
  • 任意保険で改造の申告が必要か

ブローオフバルブの交換は、音の変化を楽しむ目的で選ばれることが多いパーツです。ただ、部品によっては車検や近所への音の配慮が必要になることもあります。

もう一つ大事なのが、売る時のことです。純正に戻せない状態だと、査定で評価が下がることもあるんです。

手の入れ方売る時の考え方
純正のまま次の買い手を選ばない
純正部品を保管して交換戻せば評価を保ちやすい
ECUの書き換え戻せるかどうかで評価が変わる
戻せない加工好みが合う買い手に限られやすい

マフラーの交換を考えている方は、RCのマフラー音とマフラー交換も読んでみてください。

『ちょっとだけなら大丈夫でしょ』という気持ちも分かります。ただ、一度手を入れると次々に替えたくなる方も多いので、最初にどこまでやるかを決めておくと失敗しにくいですよ。

迷ったら、まずは純正のまま半年ほど乗ってみてください。RC300の素の走りを知ってから考えても遅くはありません。

RC300の価格は?グレード別の新車価格

RC300にも、標準・version L・F SPORTの3グレードがありました。2023年1月改良時の価格は次のとおりです。

グレード価格(消費税込)標準との差
標準5,814,000円基準
version L6,326,000円+512,000円
F SPORT6,344,000円+530,000円
Final Edition(2025年1月)6,660,000円+846,000円

RC300は、RCの中でいちばん手の届きやすい価格帯でした。最終モデルのFinal Editionでも666万円と、RCの最終価格の下限にあたります。

version LとF SPORTの差は18,000円しかありません。どちらにするかは、値段より「上質さ」と「走り」のどちらを取るかで決めていいと思います。

グレードの違いはRCのグレードの違いやRC F SPORTとはで比べています。

中古のRC300・RC200tを選ぶ時に見ておきたいこと

RC300は、RCの中でいちばん手ごろに乗り出せるモデルです。初めてのRCとして、最初の一台に選ぶ方も多いんです。

RCは2025年11月で生産を終えています。いまRC300を手に入れるなら、中古車か、販売店に残る登録済未使用車です。

中古のRC300は、名前がRC200tの時期のものと、RC300になってからのものが混ざっています。次の順番で絞ると迷いにくいですよ。

中古RC300の絞り込み方
  1. RC200t(2017年の改良前)かRC300(改良後)かを車検証の年式で確かめる
  2. 前期型か、2018年秋のマイナーチェンジ以降の後期型かを決める
  3. Lexus Safety System +が付いているかを装備表で確かめる
  4. ECUやブースト関係に手が入っていないかを聞く
  5. 整備記録簿で、オイル交換が定期的に行われているかを見る

例えば、販売店でこんなやり取りをしておくと安心です。

「この車、前のオーナーさんは何か手を入れていましたか?」
「足まわりは純正のままで、オイルは半年ごとに交換した記録があります」

ターボ車は、オイル管理の良し悪しが状態に出やすいと言われます。整備記録簿の厚みを、ぜひ見せてもらいましょう。

中古の値段は年式・走行距離・グレードで大きく変わります。全体の価格感はRCの価格と中古相場の目安で確かめられます。

中古レクサスRC300・RC200tを選ぶ時の確認手順の図解

レクサスRC買いたいドットコム

レクサスRCの値段、先に相場を見ておく

今の車の買取相場と、レクサスRCの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

無料今の車の買取相場を調べる

※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

値引きの考え方や買う順番は、トップのRCの値引き相場と安く買う順番でまとめています。

よくある質問

レクサスRC300とRC200tの違いは何ですか?

どちらも2.0L直4ターボのRCで、2017年の改良でRC200tからRC300に名前が変わりました。同じ改良で、Lexus Safety System +が全車標準になっています。

RC300の馬力はどれくらいですか?

最高出力245PS/5,200〜5,800rpm、最大トルク350N・m/1,650〜4,400rpmです。

RCにツインターボのモデルはありますか?

ありません。ターボが付くのは2.0LのRC300(旧RC200t)だけで、RC350とRC Fは自然吸気です。

RC300の自動車税はいくらですか?

2019年10月以降に登録された車は年36,000円、2019年9月以前の登録は年39,500円で、RCの中でいちばん安い区分です。

ブーストアップをすると保証はどうなりますか?

エンジン制御や過給圧を変えると、保証の対象外になることがあります。手を入れる前に、保証書と販売店で確かめてみてください。

まとめ

この記事の要点
  • RC300は2.0L直4ターボ245PSで、2017年の改良でRC200tから名前が変わった
  • 1,650rpmから350N・mが出るので、街中の加速が軽快
  • 自動車税は年36,000円でRCでいちばん安く、車重もRCでいちばん軽い1,680kg
  • チューニングは保証・車検・売る時のことを先に確かめる
レクサスRC買いたいドットコム

レクサスRC買いたいドットコム 編集部

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