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最後のRCだから、多少高くてもファイナルエディションを選ぶべきか。中古車サイトで「Final Edition」の文字を見て、迷っている方も多いはずです。
結論から言うと、RCのFinal Editionは通常グレードの上に専用の外装・内装を足した最終仕様で、新車価格はRC300で666万円からでした。RC FのFinal Editionは200台限定の1,360万円で、性格がまったく違うクルマです。
この記事を読めば、Final Editionに払う差額が装備に見合うかを、数字で判断できます。
レクサスRCのファイナルエディションって、どんなクルマ?
Final Editionは、2025年1月16日に発売された特別仕様車です。レクサスRCとRC Fは2025年11月で生産を終えたので、これが最後に作られたRCになります。
設定されたのはRC300、RC300h、RC350、RC Fの4モデルでした。つまり「Final Editionというグレードが1つある」わけではなく、エンジンごとに4種類あるんです。
- RCのFinal Editionは、F SPORTと同じサイズのタイヤに専用の内外装を足した「最終仕様」
- RC FのFinal Editionは200台限定で、エンジンやデフまで手を入れた別格のモデル
- どちらも新車ではもう買えず、いま選べるのは中古車か登録済未使用車
『じゃあ、今からディーラーで注文できる?』と思った方もいるかもしれません。残念ながら、RC Fは発表後まもなく完売と報じられ、RCも生産枠に達した時点で受注を終えています。
ですから、この記事で書く価格は「当時の新車価格」です。中古の売り出し価格を見る時の物差しとして使ってみてください。
Final Editionの新車価格はいくらだった?
まずは価格を並べておきますね。レクサス公式の発表時の価格(メーカー希望小売価格・消費税込)です。
| モデル | Final Editionの価格 | エンジン |
|---|---|---|
| RC300 “Final Edition” | 6,660,000円 | 2.0L直4ターボ 245PS |
| RC300h “Final Edition” | 7,110,000円 | 2.5L直4+モーター |
| RC350 “Final Edition” | 7,670,000円 | 3.5L V6 318PS |
| RC F “Final Edition” | 13,600,000円 | 5.0L V8 481PS |
RCの3モデルは666万〜767万円で、RC Fだけが1,360万円と飛び抜けています。RC Fは200台限定だったので、数字以上に「手に入りにくさ」が価値になっているモデルです。
実は、RC300hのFinal Editionは燃料がレギュラーで、RC300とRC350はハイオクです。同じFinal Editionでも、乗り出してからの燃料代は変わってきます。
燃費の差はRCの燃費の記事で、グレード別の価格の全体像はレクサスRCの価格まとめで詳しく比べています。
通常グレードと比べて、いくら高い?
ここが一番気になるところですよね。2023年1月の改良時の通常グレード価格と並べてみます。
| モデル | 標準 | version L | F SPORT | Final Edition |
|---|---|---|---|---|
| RC300 | 5,814,000円 | 6,326,000円 | 6,344,000円 | 6,660,000円 |
| RC300h | 6,262,000円 | 6,774,000円 | 6,792,000円 | 7,110,000円 |
| RC350 | 6,629,000円 | 7,141,000円 | 7,352,000円 | 7,670,000円 |
F SPORTとの差額は、RC300で31万6,000円、RC300hで31万8,000円、RC350で31万8,000円です。どのエンジンでも、F SPORTにおよそ32万円を足した位置にありました。
ただし、2023年1月の価格と2025年1月の価格は時期が違います。この差額がそのまま「装備の値段」とは言い切れないので、目安として見てください。

RC Fは通常の標準が1,058万円、Performance packageが1,455万円でした。Final Editionの1,360万円は、その間に入る価格です。
RC Fは通常版の中でも「標準」「Carbon Exterior package」「Performance package」で価格差が大きいモデルです。Final Editionの1,360万円は、限定200台という条件込みで考えておきましょう。
各グレードの装備の違いはRCのグレードの違いにまとめています。
Final Editionだけの装備はどこが違う?
RCとRC Fでは、Final Editionの中身がまったく違います。分けて見ていきますね。
RC(RC300・RC300h・RC350)の専用装備
RCのFinal Editionで大きいのは、見た目の変化です。カーボン製のパーツと、ENKEI製の19インチアルミホイール(スパッタリング塗装)、赤色のブレーキキャリパーが付きます。
内装はブラック&フレアレッドの組み合わせで、ウルトラスエードが使われています。黒と赤のコントラストが強く、ドアを開けた瞬間に通常グレードとの違いが分かる仕様です。
タイヤはF SPORTと同じく、前235/40R19・後265/35R19の前後異なるサイズです。RC350のFinal Editionは最小回転半径が5.0mで、標準グレードの5.2mより小回りが利きます。
RC F “Final Edition”の専用装備
RC Fのほうは、走りの部分にまで手が入っています。高精度にチューニングしたエンジンと、手作業で調整したリヤディファレンシャルが特徴です。
外側には、BBS製の19インチ軽量鍛造アルミホイール、カーボンルーフ、格納式のカーボンアクティブリヤウイングが付きます。車両重量は1,760kgです。
| 項目 | RC Final Edition | RC F Final Edition |
|---|---|---|
| ホイール | ENKEI製19インチ(スパッタリング塗装) | BBS製19インチ軽量鍛造 |
| 外装 | カーボン製パーツ・赤色キャリパー | カーボンルーフ・格納式カーボンアクティブリヤウイング |
| 機関 | 通常のエンジン | 高精度チューニングエンジン・手作業調整のリヤデフ |
| 内装 | ブラック&フレアレッド(ウルトラスエード) | 専用仕様 |
| 台数 | 制限なし(生産枠まで) | 200台限定 |
『RCのFinal Editionは、結局見た目だけ?』と感じた方もいるかもしれません。エンジンは通常グレードと同じで、タイヤサイズもF SPORTと同じなので、その見方はおおむね合っています。
それでも、内外装を後から同じように揃えるのは手間も費用もかかります。最初から揃っている点に32万円の価値を感じるかどうか、ここで決まりますね。
ボディカラーと見分け方は?
Final Editionのボディカラーは、RCが9色、RC Fが7色と紹介されています(グーネット掲載)。ソニックイリジウムはFinal Editionで新しく設定された色です。
色ごとの売る時の差はRCのリセールの記事で詳しく書いています。
中古車サイトでは、通常のF SPORTに社外の赤キャリパーを付けた車も並びます。見分けるには、次の点を順に確かめてみてください。
- 車検証の初度登録が2025年以降になっているか
- ホイールがENKEI製(RC)、BBS製鍛造(RC F)の純正品か
- 内装がブラック&フレアレッドで、ウルトラスエードが使われているか
- RC Fならカーボンルーフと格納式リヤウイングが付いているか
- 販売店に「Final Edition」と明記された書類や保証書があるか
例えば、こんなやり取りをしておくと安心です。
「この車はFinal Editionで間違いないですか?」
「はい、新車時の注文書の写しがあります」
書類で確かめられる車を選んでおくと、売る時にも説明しやすくなります。
「アーティシャン」という仕様はある?
RCを調べていると「アーティシャン」という言葉を見かけることがあります。ただ、Final Editionの発表資料にこの名前の仕様は出てきません。
中古車の掲載名でこの言葉を見たら、販売店がどの装備を指しているのかを聞いてみてください。型式と装備で確かめるのが確実です。
中古でFinal Editionを選ぶ時に気をつけたいこと
Final Editionは2025年発売なので、中古に出ているのは走行距離の少ない車がほとんどです。ここで気になるのは、価格の高さですよね。
『最後のモデルだから、新車より高くても仕方ない?』と思う方もいるでしょう。気持ちは分かりますが、相場は時期と地域で大きく動くので、1台だけ見て決めないほうが安全です。
「Final Edition」という言葉だけで判断して、F SPORTに社外品を付けた車を高値で買ってしまうケースです。見た目が似ていても、売る時は通常のF SPORTとして見られます。
選ぶ順番は、次のように考えるとスムーズです。
- RC300・RC300h・RC350・RC Fのどれにするかを決める
- 同じエンジンのF SPORTの中古価格を見て、物差しにする
- Final Editionとの価格差が32万円前後から大きく離れていないか比べる
- 車検証・装備・書類でFinal Editionかを確かめる
- 認定中古車(CPO)か、登録済未使用車かで保証の違いも見る
価格の交渉や、未使用車を探す順番はRCを安く買う順番の記事で詳しく書いています。
レクサスRC買いたいドットコム
レクサスRCの値段、先に相場を見ておく
今の車の買取相場と、レクサスRCの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
維持費はエンジンで変わる
Final Editionでも、税金や燃費は通常グレードと同じエンジンの数字です。自動車税(2019年10月以降登録)は次の通りです。
| モデル | 自動車税(年額) | WLTC燃費 | 燃料 |
|---|---|---|---|
| RC300 | 36,000円 | 12.0km/L | ハイオク |
| RC300h | 43,500円 | 17.7km/L | レギュラー |
| RC350 | 57,000円 | 10.6km/L | ハイオク |
| RC F | 87,000円 | 8.5km/L | ハイオク |

燃料タンクはどれも66Lです。年間の維持費の全体はRCの維持費の記事で計算しています。
Final Editionを選ぶべき人・F SPORTで十分な人
最後に、どちらが向いているかを分けておきますね。
- 最終モデルという事実そのものに価値を感じる
- 黒と赤の専用内装や純正ENKEIホイールを最初から揃えたい
- 長く持って、手放す時も「最後のRC」として売りたい
- エンジンが同じなら、差額をタイヤやメンテナンスに回したい
- 年式の古い車でも、価格の安さを優先したい
- 内外装は自分好みにカスタムしたい
RC FのFinal Editionは、200台限定という条件があるので別枠で考えたほうがいいです。走りの中身まで手が入った最終仕様に、1,360万円という当時価格を出せるかどうかがポイントになります。
『見た目が気に入ったなら、それで選んでいい?』という方へ。はい、クルマ選びではそれも立派な理由です。
ただ、書類での確認だけはしておきましょう。
よくある質問
レクサスRCのファイナルエディションは今から新車で買えますか?
買えません。RC・RC Fは2025年11月で生産を終え、RC Fは発表後まもなく完売と報じられました。いま選べるのは中古車か、販売店に残る登録済未使用車です。
Final Editionと通常のF SPORTの価格差はいくらでしたか?
2023年1月のF SPORT価格と比べると、RC300・RC300h・RC350のいずれもおよそ32万円高い設定でした。時期が違う価格なので、目安として見てください。
RC FのFinal Editionは何台ですか?
200台限定です。価格は13,600,000円(消費税込)でした。
Final EditionにAWDやMTはありますか?
ありません。日本仕様のRCは全車FR(2WD)で、MTの設定もありません。
Final Editionの燃費は通常グレードと違いますか?
エンジンが同じなので、WLTCはRC300h 17.7km/L、RC300 12.0km/L、RC350 10.6km/L、RC F 8.5km/Lが目安です。
まとめ
- Final Editionは2025年1月16日発売の最終モデルで、RC300・RC300h・RC350・RC Fの4種類
- 新車価格はRC 666万〜767万円、RC Fは200台限定の1,360万円
- RCのFinal EditionはF SPORTよりおよそ32万円高く、専用の内外装が付く
- RC FのFinal Editionはエンジンやリヤデフにまで手が入った別格の仕様
- 中古で選ぶ時は、車検証・純正装備・書類でFinal Editionかを確かめる





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