レクサスRCの馬力・加速・最高速度|グレード別スペックと駆動方式

ピットロードを走り出すレクサスRCのクーペ

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レクサスRCが気になっているけれど、『RC300とRC350で、走りはどれくらい違うの?』と迷っている方も多いはずです。見た目がほぼ同じなので、カタログだけでは差が見えにくいですよね。

結論から言うと、馬力はRC300が245PS、RC350が318PS、RC Fが481PSです。車重はどれも1.7t前後なので、速さの差はほぼエンジンで決まります。

この記事では、グレード別のスペックを表で並べて、加速や駆動方式の気になる点に答えていきます。

目次

レクサスRCの馬力はグレードでどれくらい違う?

RCには4つのエンジンがあります。まずは公式カタログ(2023年以降)の数字を並べますね。

モデルエンジン排気量最高出力最大トルク
RC3008AR-FTS 直4ターボ1,998cc245PS/5,200〜5,800rpm350N・m/1,650〜4,400rpm
RC300h2AR-FSE 直4+モーター2,493ccエンジン178PS/6,000rpmエンジン221N・m
RC3502GR-FKS V6 自然吸気3,456cc318PS/6,600rpm380N・m/4,800rpm
RC F2UR-GSE V8 自然吸気4,968cc481PS/7,100rpm535N・m/4,800rpm

一番パワーがあるのはRC Fで、RC350のおよそ1.5倍の馬力です。RC300hの178PSはエンジン単体の数字で、ここにモーターの力が加わります。

ここだけ押さえれば大丈夫
  • RC300は2.0Lターボで、低い回転から太いトルクが出る
  • RC350は3.5L V6で、高回転まで気持ちよく回るタイプ
  • RC Fは5.0L V8の481PSで、別格の速さ
  • RC300hは燃費重視で、燃料はレギュラー

RC300hのシステム出力は220PSとメディアで紹介されています。公式の表には載らない数字なので、目安として見てください。

RC300は昔のRC200tと同じ?

はい、エンジンは同じ2.0Lターボです。2015年に「RC200t」として追加され、2017年の改良で「RC300」に名前が変わりました。

中古車で「RC200t」と書かれていたら、前期の2.0Lターボ車と考えてください。詳しくはRC300(旧RC200t)の評価で書いています。

加速が速いのはどれ?「遅い」「重い」と言われる理由

『RCって、見た目のわりに遅いって聞くけど本当?』という声はよく見かけます。実はこれ、車重を知ると理由が分かるんです。

RCの車両重量は、RC300で1,680kg、RC300hで1,740kgあります。2ドアクーペとしては重めの部類です。

モデル車両重量最高出力1PSあたりの重さ
RC3001,680kg245PS約6.9kg
RC3501,690〜1,700kg318PS約5.3kg
RC F1,720〜1,770kg481PS約3.6〜3.7kg

1PSあたりの重さは、車両重量を最高出力で割って出した数字です。小さいほど加速が鋭くなります。

RC300・RC350・RC Fのパワーウェイトレシオを比べた図解

RC300の約6.9kgに対して、RC Fは約3.6kgです。同じボディでも、加速の感覚はまるで違うクルマだと思ってください。

『RC300hはどうなの?』と思った方へ。RC300hはモーターの助けで出だしは滑らかですが、速さより静かさと燃費を楽しむモデルです。

0-100km/h加速の数字について

RCの0-100km/h加速タイムは、国内の公式カタログに確定値として載っていません。雑誌の計測値は条件で変わるため、この記事では数字を載せていません。

「重い」という声は、裏を返せばボディがしっかりしている証拠でもあります。高速道路で落ち着いて走れるのは、この重さのおかげという面もあるんです。

街中で差を感じるのはどんな場面?

『サーキットに行かないなら、RC300で十分?』と考える方も多いですよね。結論から言うと、街中や高速道路の合流なら、RC300でも力不足を感じる場面は少ないはずです。

RC300は350N・mのトルクを1,650rpmという低い回転から出します。信号からの発進や追い越しで、アクセルを少し踏んだだけでも前に出る感覚があります。

一方、RC350の380N・mは4,800rpmで最大になります。回転を上げていくほど力が湧いてくるタイプなので、踏み込んだ時の伸びを楽しみたい方に向いています。

例えば、試乗の時はこんな確かめ方がおすすめです。

「高速の合流で、どれくらい踏めば流れに乗れますか?」
「RC300は低い回転から力が出るので、軽く踏むだけで流れに乗れますよ」

同じ道を両方で走ってみると、数字の違いが体で分かります。中古車店で試乗できる時は、ぜひ乗り比べてみてください。

駆動方式はFR?AWDや四駆、FFはある?

ここは誤解が多いところですよね。日本仕様のRCは、全車FR(後輪駆動)の2WDです。

AWD(四駆)やFFの設定は、日本仕様にはありません。海外仕様の話が混ざって「RCにも四駆がある」と書かれていることがあるので、気をつけてください。

駆動方式と変速機のまとめ
  • 駆動方式は全車FR(後輪駆動)
  • AWD・4WD・FFの設定はない
  • RC300・RC350・RC Fは8速AT
  • RC300hは電気式無段変速
  • MT(マニュアル)の設定はない

FRなので、雪道ではスタッドレスタイヤが前提になります。冬の使い方はRCの普段使いの記事で書いています。

MTはある?MT化はできる?

RCにMTの設定はありません。社外でMT化した例が話題になることはありますが、配線や制御の作り直しが必要な大がかりな改造になります。

『それでも自分で操作したい』という方は、パドルシフトのある仕様を探すのが現実的です。パドルシフトの有無は年式やグレードで違うので、実車で確かめてみてください。

ドリフトはできる?

FRなので、仕組みの上では後輪を滑らせる走りもできます。ただ、公道でやるものではありませんし、サーキットでも重い車重とタイヤ代を覚悟する必要があります。

例えば、サーキット走行会で聞くとこんな会話になりがちです。

「RCで走るとタイヤはどれくらい持ちますか?」
「後ろが265幅だと、1日でかなり減りますよ」

F SPORTの後輪は265/35R19なので、交換費用は軽くありません。タイヤの話はRCのタイヤサイズの記事で詳しく書いています。

最高速度とリミッターカットの話

最高速度も気になりますよね。ただ、国内の公式カタログには最高速度の確定値が載っていないので、この記事では数字を出しません。

国内で売られる乗用車には、速度リミッターが付いているのが一般的です。RCも同じで、エンジンの力だけで最高速度は決まりません。

リミッターカットを考えている方へ

リミッターを外す改造は、メーカー保証や認定中古車の保証から外れる原因になります。公道で使える場面もないので、サーキットで走りたい方はショップと相談して、専用の対策をしてからにしましょう。

『じゃあ、どのモデルが一番伸びるの?』という疑問には、馬力と回転数で答えられます。最高出力の発生回転は、RC350で6,600rpm、RC Fで7,100rpmです。

高回転まで回して楽しむなら、自然吸気のRC350とRC Fが向いています。自然吸気は、回転を上げた分だけ素直に力と音が増えていく感覚が魅力です。

RC300はターボで低い回転からトルクが出るので、街中で力強さを感じやすいタイプです。

プラットフォームとエンジンの気になる話

RCのプラットフォームは、レクサスISやGSと共通する部分が多いと自動車メディアで解説されています。兄弟車やOEM車はありません。

ISとの違いはRCとIS・LCの比較で書いています。

RC Fのエンジンにヤマハが関わっている?

RC Fの話題で「ヤマハ」の名前が出ることがあります。ただ、レクサスの公式資料でRCのエンジンとヤマハの関係を確かめられなかったので、この記事では断定しません。

確かなのは、RC Fの2UR-GSEが4,968ccの自然吸気V8で、481PSを7,100rpmで出すことです。発売当初は477PSで、改良で481PSになりました。

ターボやツインターボはどのモデル?

ターボが付いているのはRC300だけです。RC350とRC Fは自然吸気で、ツインターボのモデルはありません。

「RC350はターボ」と書かれた情報を見かけたら、それは間違いです。中古車を探す時の判断材料にしてください。

スペック表で見る諸元まとめ

最後に、主な諸元をひとつの表にまとめておきますね。中古車を見比べる時の手元メモにどうぞ。

項目RC(RC300・RC300h・RC350)RC F
全長×全幅×全高4,700×1,840×1,395mm4,710×1,845×1,390mm
ホイールベース2,730mm2,730mm
最小回転半径5.2m(RC350 F SPORTなどは5.0m)5.4m
乗車定員4名4名
燃料タンク66L66L
駆動方式FRFR
RCとRC Fの寸法と駆動方式をまとめた諸元の図解

燃費(WLTC)は、RC300hが17.7km/L、RC300が12.0km/L、RC350が10.6km/L、RC Fが8.5km/Lです。パワーが上がるほど燃費は下がっていきます。

『結局、自分にはどれがいいの?』と迷ったら、使い方で決めてみてください。

速さ・音を重視するなら
  • RC350:V6の伸びとバランスを楽しみたい人
  • RC F:最も速いRCが欲しい人
維持費・燃費を重視するなら
  • RC300h:レギュラーで燃費17.7km/L
  • RC300:自動車税が年36,000円と一番安い

グレードごとの価格の違いはレクサスRCの価格まとめで、装備の違いはRCのグレードの違いで詳しく比べています。中古や未使用車を安く買う順番はRCの値引きと買い方の記事が参考になります。

よくある質問

レクサスRCの馬力はいくつですか?

RC300が245PS、RC350が318PS、RC Fが481PSです。RC300hはエンジン単体で178PSで、そこにモーターの力が加わります。

レクサスRCにAWD(四駆)はありますか?

日本仕様にはありません。全車FR(後輪駆動)の2WDです。

レクサスRCにMTはありますか?

ありません。RC300・RC350・RC Fは8速AT、RC300hは電気式無段変速です。

RC350はターボですか?

いいえ。RC350は3.5L V6の自然吸気です。ターボはRC300(2.0L直4ターボ)だけです。

レクサスRCの最高速度は何km/hですか?

国内の公式カタログに確定値が載っていないため、この記事では数字を出していません。国内向けの乗用車には速度リミッターが付くのが一般的です。

まとめ

この記事の要点
  • 馬力はRC300 245PS、RC350 318PS、RC F 481PS
  • 車重が1.7t前後と重めなので、1PSあたりの重さで比べると差が分かりやすい
  • 日本仕様は全車FRで、AWD・FF・MTの設定はない
  • ターボはRC300だけで、RC350とRC Fは自然吸気
  • 最高速度・0-100km/h加速は公式の確定値がないため、数字で比べない
レクサスRC買いたいドットコム

レクサスRC買いたいドットコム 編集部

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